PTA教養講座

今月18日(水)に、YouTuber、ライバー(ライブ配信者)、ローカルタレント等に手広く活動されている「うなじょ」こと、津田奈由子さんをお招きして、PTA教養講座が開かれました。

講演は、「ひとり出来ることは限られている~仲間を作る”力”~」を題して、人と人のつながりの大切さやメディアとの付き合い方など、これまでの活動の中で経験されたことから、生徒たちに大切にしてほしいことをアドバイスしていただきました。以下の文は、講演の一部抜粋です。

YouTubeやCMにおいては、様々な立場や見方の人がいることを考え、配信の仕方を工夫する必要があります。YouTubeでは「炎上」という手法もありますが、そのリスクは大きいため、ポジティブな表現が大切です。私は将来にはっきりとした見通しがない中で就職しましたが、副業として行ってきた「観光大使」の仕事をずっと続けることで、新たな機会を手に入れることができました。今取り組んでいることを続けることできっとみなさんにもチャンスが訪れます。また、一人の活動でできることには限界があります。より多くの人に見てもらえる動画制作には仕事の役割分担が不可欠です。私は現在仕事を5人チームで行っています。仲間と協力することで、投稿回数を増やすことができ、視聴してもらえる機会も増えます。コミュニケーション能力と仲間づくりを大切にし、困難に立ち向かう強い心を培ってください。

講演の様子
花束贈呈

 

令和5年度学校保健委員会

10月13日(金)の5限に、「がんとむきあう会」看護師 毛利 葉月さんを講師としてお招きし、学校保健委員会を行いました。
保健委員会が、緊張による腹痛や不安を乗り越えるための考え方、ストレス解消法等を紹介する劇を行い、ストレスをため込まないことや誰かに相談することの大切さを訴えました。
毛利さんの公演では、がんとむきあう会を訪れる方々の心理から、不安を1人で抱え込まず、誰かに相談することの大切さを話していただきました。以下、内容の一部です。

相談できない人は、不安や悩みがあっても、「自分で解決したいと思う」「他人に相談することが恥ずかしい」「他人に迷惑をかけたくない」「話を聞いてもらっても理解されないだろう」「話を聞いてもらっても問題が解決しないだろう」と考えてしまう。しかし、誰かに相談し、たくさんの話を聞いてもらうことで、悩みを整理し、冷静になることができる。また、気持ちが楽になる。悩みの相談は、単に問題を解決するだけでなく、相談者に共感し、理解してもらうことができる。たとえ、医者でも、病気になった際、1人で治療方法を模索するのではなく、信頼できる相談相手が不可欠である。
身の回りには、必ず相談できる人が存在し、またSOS相談窓口なども利用できます。相談することは、勇気のいることだが、相談する第一歩を踏み出してほしい。

保健委員会の発表
保健委員会の発表
講演会の様子
講演会の様子