2日目の活動を紹介します。本日も地域の方々のご指導をいただきながら一人一人が、さまざまな体験活動に挑戦しました。
「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」(1日目)
2学年は9月26日(火)~28日(木)までの3日間を中心として、黒部市内の各事業所で活動を行います。1日目の生徒の活動様子を紹介します。
最近の1年生の授業の様子
社会の授業では、ムスリムの人々(イスラム教徒)との文化の違いを題材に、異文化との関わり方について考えています。
学習のまとめとして、生徒からは以下のような声が聞かれました。
・まだ聞いたことのない国の人と友達になったりしたら、まずは自分の国のことや相手に知ってもらいたいことを話してお互いに理解を深め合いたい。
・私たちがイスラム教のルールを知っておくと、相手も安心して過ごすことができると思います。これは、イスラム教だけでなくほかの宗教でもいえることなので、少しでもその宗教について知っておきたいと思いました。また、自分の文化だけを正しいと思わず、ほかにも様々な文化があることを理解して生きていきたいと思いました。
第4回体育大会
9月9日(土)に第4回体育大会が開催されました。全校生徒が学年の垣根を越えて協力し合い、目標に向かって切磋琢磨することで大成功を収めることができました。
誰よりも大きな声で応援をしている生徒、自分のもてる力を出し切って競技に臨んでいる生徒、係の活動に責任をもち大会をサポートしている生徒など、個々の生徒のよさを新たに見つけることができました。
今年度から応援と競技に加え、マスコットも審査を行いました。勝敗はつきましたが、どの団も優勝を目指して練習や制作を行う過程で結果以上に大きなものを得ることができたと思います。
2学期 始業式
9月1日(金)、2学期の始業式が行われました。
校長先生からは、以下のような式辞がありました。
皆さん、おはようございます。
夏休みが終わり、2学期が始まりましたが、今年の夏は本当に暑い日が多く、猛暑日も続いています。お互いに体調に気をつけて過ごしましょう。そして、生徒の皆さん、先生方が大きな事故や病気もなく、元気に学校に戻ってこられたことを、本当にうれしく思います。
夏休み中、皆さんは有意義な時間を過ごせたでしょうか。自分自身の成長を感じる機会がありましたか。私自身、夏はあまり活動的ではなく、好きなドライブも控え、冷房の効いた部屋で過ごすことが多かったです。その中で、テレビを観ていてこれからの皆さんの行動で生かせることからお話ししたいと思います。
1つ目は、高校野球の「夏の甲子園」のことです。今年、慶応高校が107年ぶりの2回目の優勝を成し遂げました。この勝利だけでなく、彼らが高校野球の伝統に新風を吹かせたことが話題です。丸刈りを強制しない自由な髪型や「エンジョイ・ベースボール」の精神が注目を浴びました。森林監督が強調した「自主性」や「個性追求」は、皆さんにとっても重要です。ただし、自主性や主体性は「ねらい」や「ビジョン」がなければ意味を成しません。好きなことを追求する際にも、しっかりと目標をもつことが大切です。
2つ目に、バスケットボールのワールドカップについてです。日本代表は歴史的な勝利を収めました。最大の目標はアジア勢最上位で来年のオリンピック出場権を獲得することです。その中でも、富永選手の「10分の0」のエピソードが注目されました。成功には自信をもつことと努力が不可欠です。
最後に、世界陸上についてです。北口榛花選手の金メダル獲得は感動的でした。彼女の努力と自信は、最終投てきでの逆転優勝につながりました。彼女は自分の才能を信じ、新しい道を切り拓きました。このような例を見ると、目標に向かって努力し、自分を信じることの大切さを感じます。
2学期には、体育大会や様々な行事が控えています。これらの機会をただこなすのではなく、それぞれに目標をもち、自分たちでできることを考え、実践しましょう。先生方も皆さんと共に素晴らしい瞬間を作りたいと思っています。皆さんと協力して、素晴らしい時間を楽しみましょう。