富山県防災士会事務局次長 西島 幸紀氏を講師としてお迎えし、「黒部で想定される地震と津波への備えについて」と題してPTA防災講演会が開催されました。当日は、1995年に発生した「阪神淡路大震災」から30年目の節目の日でもあり、興味・関心や課題意識をもって講演会に臨むことができました。
講演ではご自身の経歴の紹介とともに、阪神淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震等の規模の比較、富山県内の主な断層、その断層の活動により地震が発生した場合の震度予測や津波ハザードマップ等がデータで示され、分かりやすく解説していただきました。
津波ハザードマップでは、校区内の地区における到達時間や高さの予測が示されており、いざという時にどこに逃げるか、防災グッズの用意等、日頃からの備えが大切であることを教えていただきました。また、富山湾や黒部市内に活断層があること、予想される地震の規模等の解説では、生徒は驚くと同時に危機意識を高めることができたのではないかと思います。
参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。